【退職後すぐやるべき3つのこと】必要書類と手続き方法をまるっと解説

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だいすけ
だいすけ

仕事やめたぞーーー!!明日からダラダラするぞ!!!!

たいへー
たいへー

だいすけお疲れ様!ダラダラするのはええけど退職後にやらなあかんことちゃんと済ませときや

だいすけ
だいすけ

え…ボクなにすればいいの…

「仕事を辞めたあとどんな手続きが必要?」

「退職後に病院へ行くときはどうすればいいの?」

「失業保険はどこでもらえる?」

このように仕事を辞めたあと何をするべきかわからないという人も多いのではないでしょうか?

退職後は今まで会社がやってくれていた社会保険(健康保険・年金)と税金(住民税・所得税)を自分で払わないといけません。

その中で、退職後にまずやるべきことは社会保険と雇用保険の手続きです。

退職後にまずやるべきこと
  1. 健康保険→国保加入か任意継続
  2. 年金→厚生年金から国民年金へ切り替え
  3. 雇用保険→失業保険を申請

特に①健康保険と②年金は、退職後2週間以内に済ませる必要があります。

この記事では退職後すぐやるべき3つの手続きと、年金や保険料の支払いが安くなるおトクな制度をまるっと解説!

だいすけ
だいすけ

ぜひ教えてくださ−い(T_T)

この記事を読んでわかること
  • 退職後やるべき手続きがわかる
  • 申請場所、必要書類などがわかりスムーズに手続きができる
  • 各種制度を活用して数万円から数十万円おトクになるかも⁉

退職後すぐやるべき3つの手続き

『①健康保険』と『②年金』は退職後も支払う必要のある社会保険の手続き

『③雇用保険』は退職後にお金(失業保険)をもらうための手続きになります。

健康保険と年金は退職後2週間以内におこなってください。

もし忘れてしまうと医療費が10割負担になったり、将来受けとれる年金が減る可能性もあります。

だいすけ
だいすけ

それは困る!2週間以内に手続きします!!

では健康保険・国民年金・雇用保険の手続きを詳しくみていきましょう。

健康保険に加入

健康保険の手続き

今までは会社の健康保険を使って3割負担で医療を受けることができました。

しかし会社を辞めたあとは自分で健康保険に加入し直さないといけません。

たいへー
たいへー

今まで使ってた保険証は退職日に会社へ返却してな

退職後に健康保険に加入する方法は、こちらの3つ。

退職後に健康保険へ加入する方法
  1. 国民健康保険に加入する
  2. 健康保険を任意継続する
  3. 家族の扶養に入る

1番おトクなのは『③家族の扶養に入る』で、扶養に入れば保険料を一切払わなくて済みます。

ちなみに①国民健康保険と②健康保険の任意継続、どっちが安いかは人によって異なります。(調べ方は後述)

では、それぞれの制度内容と手続き方法をみていきましょう!

①国民健康保険に加入

国民健康保険(国保)は、主に自営業者・農業・退職者などが加入しています。

退職日から14日以内に資格喪失連絡票(職場の健康保険をやめた証明書)をもって、市区町村役場で手続きが可能です。

だいすけ
だいすけ

もし14日以内に手続きができないときは役場に問い合わせてね!

国保の加入に必要なモノ
  • 健康保険資格喪失等連絡票(職場の健康保険をやめた証明書)
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
  • 銀行口座のキャッシュカード(保険料の支払いに銀行引き落としを選ぶ場合)
  • 印鑑

保険料の算出方法

国民健康保険の保険料は所得や扶養家族の有無などによって決定します。

料金は市区町村役場の国民健康保険窓口で算出してくれるので、以下の書類を用意しておきましょう。

保険料の計算に必要なモノ
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
  • 前年の所得がわかるもの(源泉徴収表など)
たいへー
たいへー

保険料はざっくり会社員時代の倍になるで

だいすけ
だいすけ

自治体によっては減免制度があるから調べてみてね!

②健康保険の任意継続

健康保険(任意継続)は今まで入っていた健康保険に退職後も2年間は継続して加入できるというものです。

健康保険の任意継続を選ぶ場合は、資格喪失日から20日以内に加入していた健康保険組合へ「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」を提出しましょう。

任意継続に必要なモノ
  • 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書
  • 住民票
  • 1ヶ月分の保険料
  • 印鑑

保険料は会社と折半していた分も自己負担になるので、今までの倍の金額(※上限金額の設定アリ)となります。

たいへー
たいへー

国民健康保険と健康保険の任意継続、比較して安いほうに加入したらええで

③家族の扶養に入る

保険料の支払いを1番抑えられるのは家族の扶養に入ること。

夫/妻や親の扶養に入れば保険料を払う必要はなくなります。

たいへー
たいへー

扶養に入る手続きは家族の会社がやってくれるから、めっちゃ楽

ただし、手続きが完了するまで時間がかかる可能性があるためできるだけ早く申請するのがおすすめ!

参考

扶養に入るための条件はこの記事で解説されています(退職後の健康保険で扶養に入るための条件と手続き方法

年金の切り替え

会社員のときに加入していた年金は『国民年金+厚生年金』の2階建てでした。

退職後は厚生年金を除く『国民年金』へ切り替える必要があります。

また扶養している配偶者がいる人は配偶者の年金も切り替えなければいけません。

参考

配偶者の年金についてはこの記事で解説されています(夫の失業で妻の年金はどうなる?絶対必要な第3号被保険者の切り替え手続き

年金の切り替え手続きは市区町村役場の年金窓口でおこなうことができます。

年金の切り替えに必要なモノ
  • 年金手帳
  • 離職票または退職証明書
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
  • 印鑑
たいへー
たいへー

さっきの国民健康保険窓口の隣にあることが多いから、ついでに済ませよな!

国民年金の免除申請

令和3年現在、国民年金の月々の支払額は一人16,610円です。

無職の状態で払い続けるのはキツイ!!

そこで失業者は特例で国民年金の免除制度を受けることができます。(参照:【国民年金基金】国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度

免除を申請しておけば、保険料を払っていない期間も「保険料を払ったもの」として年金の受給資格期間(10年)に入れることができます。

離職票は保管しておこう

年金の免除や猶予申請は、離職から2年間おこなうことができ離職票があれば有利になることがあるそう。そのため離職票は大切に保管しておきましょう。

たいへー
たいへー

免除申請をせず未納のままやと、年金を受けとられへんこともあるから気をつけてな

参考

年金の免除申請について詳しくはこちらの記事をどうぞ(失業で国民年金の保険料は免除できる!自己都合退社もOK

雇用保険(失業保険)の申請

最後は雇用保険の手続きです。

雇用保険(失業保険)の給付日数や支給金額は勤続年数や年齢・退職理由などによって異なります。

手続きはお住い地域のハローワークでできるので、離職票が届いたらすぐに申請しましょう!

失業保険の申請に必要なモノ
  • 離職票
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・個人番号カードなど)
  • 本人名義の預金通帳
  • マイナンバー確認書類(←マイナンバーカードを所持していない場合のみ)
  • 証明写真2枚(3cm×2.5cm)
たいへー
たいへー

申請が早いほど、失業保険が早く振り込まれるで

また雇用保険には失業保険のほかに、

といった制度もあるので、あてはまる方は積極的に活用しましょう!

失業保険について詳しくはこちらの記事をどうぞ

おまけ:住民税の支払い

「ふーやれやれ、手続きが一通り終わったぞ〜!」とのんびりしていられるのも、つかの間。

6月には住民税の納付書が送られてきます。

住民税の金額は前年の所得によって決定するため、無職であってもまとまった額を請求されます。

住民税の仕組み

住民税は前年1年間の所得を元に後払いで納める仕組み

【2021年に退職した場合】

2021年の支払い額→2020年の所得に応じる

2022年の支払い額→2021年の所得に応じる

たいへー
たいへー

住民税は納付書が勝手に送られてくるから手続きは不要やで

だいすけ
だいすけ

自治体によっては住民税が免除されるケースもあるから調べてみてね!

仕事を辞めたらやることまとめ

離職後2週間以内に健康保険資格喪失等連絡票をもって、役場で健康保険の手続きをおこなってください。

そのまま年金の切り替えも済ませておくと◎免除や猶予を受ける際は離職票が必要です。

そして離職票が届き次第、ハローワークで失業保険を申請しましょう。

教育訓練給付や育児休業給付に興味がある人は話をきいてみるといいですよ。

▼退職前にやっておくべきことはこちらの記事をどうぞ

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